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【WS】スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部 地上激動篇 ~スパロボ史上5本の指に入る難しさ~

こんにちは。最終皇帝です。
少し前に会社の同僚から聞きましたが、「外国人が訪れたい日本のお店」ランキングに、秋葉原のゲーム屋さんが選ばれたそうです(どこかのテレビ番組)。

なんでも、「通販で買えばよいのでは?」という質問に対して、「本物のお店で買わないと信用できない」と返答されたそうな(笑)。

まぁ分からなくもないですが、情熱って凄いですね^^; 自分もこのテレビ番組見たかったな。。。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部 地上激動篇」です。この作品はZ以前のスパロボでは珍しい、3部構成となっています。

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スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部 地上激動篇 ©葦プロ、©AIC、©スタジオぴえろ、©創通エージェンシー・サンライズ、©ダイナミック企画、©東映、©東北新社、©BANPRESTO 2000

価格

高校生の時に、定価で購入しました。おそらく4,000~5,000円程度だったと思います。少し前に、某有名レトロゲームショップのワンダースワンコーナーに行ったら、まだ1,000円以上はしていました。根強いファンがいるのかもしれませんね^^

あらすじ

前大戦が終結した地球に、新たに現れた侵略者、「ベガ」、「ガイゾック」、「ネオジオン」、その他諸々(笑)。彼らは地球を中心とし、宇宙をも巻き込む侵攻を開始した。そして、その動乱の最中に、静かにうごめく謎の生命体「アインスト」。単なる侵略とも思えぬ、彼らの行動の真意とは。

今ここにまた、行き当たりばったりで遭遇した、正義のロボットたちを寄せ集めた、無敵艦隊が誕生する。(相当適当)

なお、本作と第2部「宇宙激震編」のストーリーはパラレルに進んでおり、第3部「銀河決戦篇」で、2作で登場した機体・パイロットが合流する流れとなっています。

ゲームシステムなど

遊び方

基本的な遊び方に関しては、以前紹介したワンダースワンのスーパーロボット大戦COMPACTとほぼ同様です。詳しくは、過去記事をご参照ください^^

COMPACTのパイロット技能強化や、フリーオーダーステージシステムも健在です。

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援護システム

本作から「援護行動」というシステムが追加されました。「援護行動」は、味方の機体同士がマップ上で隣接している場合に発動します。具体的には、攻撃時に追加で攻撃をしてくれる「援護攻撃」、防御時に相手の攻撃を変わりに受け止めてくれる「援護防御」があります。

なお、援護する際は、隣接する以外に、「援護」というスキルが援護する側のキャラクターに付いていないといけません

使いたい状況は様々ですが、大体の場合は、「大ボスに大ダメージを与えたい時」や、「HPが低く、やられやすい機体を守りたい時」に大きな効果をもたらします。

今まで多くのスパロボをプレイしてきましたが、この「援護行動」のシステムが追加された時は、時代が変わったなぁと思ったものです。(当時の私は高校生^^;)

第2部以降への引継ぎプレイ

本作でプレイしたクリアデータは、この後続編として発売された第2部、第3部に引き継がれます。なお、パラメータだけではなく、イベントの発生状況も引き継がれるため、隠し機体の取得や、隠しステージ等をプレイするには、第1部~第3部まで引継ぎをする必要があります。

ちなみに、クリアデータはワンダースワン内のメモリに記憶され、次回作のプレイ開始時に「引き継ぐか/引き継がないか」を決めることができます。

セガサターンのスーパーロボット大戦FとF完結編をプレイされた方は、そんなに驚かないかもしれませんが^^;

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プレイ時間

厳密には計測していませんが、20時間強程度はかかりました。

良い点・楽しい点

スーパーロボット大戦シリーズの中でも難易度が高い

私も新旧さまざまなスパロボをプレイしてきましたが、本作はおそらく難易度ランキングで言えば、5本の指に入る難しさです。私はこれぐらいが良いので「良い点」として扱っています^^

難易度が高い理由は、「味方ユニットと敵ユニットの比率」です。簡単に言ってしまえば、一つのシナリオに現れる敵が多いです。あまり慣れていない人がプレイすると、マップクリア時に、ほとんどのユニットが破壊されている可能性があります。

ちなみにスパロボ史上、一番難易度が高かったのは、有無を言わさず、間違いなく、スーパーファミコンの「第3次スーパーロボット大戦」です。

興味のある方、おそらくBOOK OFFにて500円程度で購入できますので、お試しください^^; 強烈です。

初登場作品が目立つ

本作では、下記の3作品が初出演となりましたが、どの作品もストーリーの影に隠れず、目立つように作られています。

  • マシンロボ クロノスの大逆襲
  • 破邪大星ダンガイオー
  • 忍者戦士飛影

特に、「マシンロボ」と「飛影」は、「窮地に現れるヒーロー」ばりのかっこよさでした(笑)。これまでのスパロボにおいて、新登場の作品が、ここまで主役級の扱いを受けることは、無かったです

悪い点・残念な点

スーパーロボットが主体

スーパーロボット大戦は、マジンガーやゲッターといった「スーパーロボット」と、
ガンダムやダンバインといった「リアルロボット」の2種類に分かれていますが、本作は「スーパーロボット」が主体となっています。
そのため、避けて相手をかく乱するというよりも、少々強引に進軍して、攻撃を受けながら、敵陣に切り込んでいくスタイルがメインとなります。

そういった点で、ガンダム好きの方には、少々物足りないスパロボになっています。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

スーパーロボット大戦ファンの方なら、一度はプレイすることをオススメします。私から言わせると、最近のスパロボは万人向けするために、難易度をかなり下げています。

「スパロボ好き」を語るなら、下記の4作品はプレイしておきましょう!
(難易度が高いスパロボです)

  • 第3次スーパーロボット大戦 (ある意味、大惨事スーパーロボット大戦)
  • スーパーロボット大戦A (PSP版)
  • スーパーロボット大戦IMPACT もしくは COMPACT2
  • スーパーロボット大戦コンプリートボックスのEX

最後に

ウィンキーソフト」あたりが、開発にかかわっていた頃のスパロボは、ホントに敵が強くて、サクサクなんて進めることができませんでした^^; ある意味、いい時代だったと思います。この会社、少し前に倒産しちゃったんだよなぁ。。。