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【GB】ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る! ~連打必須のRPG~

こんにちは。最終皇帝です。
その昔、後輩に「あの人の髪の形、ちょっとグレンダイザーに似てるよね」と言ったら、「悪口以外の何モノでもないですよ」と怒られました。すかさず私は「でも割と強いよ」と返しました。今考えてみたら、何のフォローにもなっていないですね。
※ ちなみに、Googleの画像検索で「髪型 グレンダイザー」で調べたら、「バタ子さん」が出てきて、盛大に吹きました(笑)。

今回紹介するゲーム

さて今回は、「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る!」です。他のゲームをプレイしていたら、戦利品のコーナーで紹介してから、1ヶ月弱ぐらい経ってしまいました^^;

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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る! ©水木プロ・東映動画、©BANDAI 1996

www.retroboydiary.com

価格

ちょっと遠出した際に、BOOK OFFで購入しまして、950円でした。 

あらすじ

ここ最近、人間の住む町に妖怪が悪さをしに現れ、困っているとのこと。人間と仲の良い鬼太郎は、彼らのお困りごとを解決するために、妖怪たちをなだめる日々を過ごすのであった。

ゲームシステムなど

全般

ドラクエのように、フィールドを歩き回り、敵と交戦して、最終目的を果たすRPGです。ストーリーは章立てになっており、章ごとに町を移動して、問題を解決します。

戦闘

戦闘は良くあるRPGのターン制バトルとなっています。戦闘時に使えるコマンドは以下の6つです。

  • こうげき:通常攻撃。
  • とくしゅ:各妖怪が覚えている必殺技を使用。
  • どうぐ:アイテムを利用。
  • にげる:戦闘から離脱。
  • ようかい:控えの妖怪と交代。
  • せってい:メッセージのスピードやアニメーションの設定。

ポケモンにインスパイアされているのか、若干味方と敵の視点が似ています。なお、リーダーの鬼太郎が戦闘不能になると、問答無用でゲームオーバーになるので注意が必要です。

プレイ時間

4時間30分程度でクリアしました。もっと長くプレイした感覚があったのですが、フタを開けてみると、異常に短かったです^^;

良い点・楽しい点

流行に乗っている

確かこのゲームが発売される前の年に、ポケットモンスターの赤・緑が発売され、爆発的なヒットとなっていたはずです。本作はその流れに上手く乗っかっており、モンスターの変わりに、妖怪が仲間になってくれます。ただし、ポケモンとは少々異なり、モンスターボールのようなものを使って妖怪を捕まえるのではなく、ターゲットの妖怪と何度か戦うことで、その妖怪が仲間になってくれるシステムとなっています。ポケモンというよりは、少々ドラクエ5に近いでしょうか。

悪い点・残念な点

パワーバランスがおかしい

本作は、ストーリーが章立てになっており、第1章のシナリオが完了すると、第2章で次の新しいフィールドに移動します*1。その際、その辺に新しく出てくるノラ妖怪のステータスが明らかに高く、一番強い鬼太郎を前線に出して攻撃させても、相手のダメージゲージがほとんど減りません。パーティ5人を全て出して、ノラ妖怪1匹をギリギリ倒せるぐらいの強さになっています。私のレベル上げが足りないのか(というよりもレベルもなかなか上がらない)、2章中盤辺りからシナリオを進めるスピードがグンと下がりました^^;

パラメータが定性的過ぎる

このゲームの最大の欠点は、戦闘中の体力ゲージと妖力ゲージが数値化されていないところです。ほとんどのRPGは戦闘中に攻撃を喰らうと、「最終皇帝は20のダメージを食らった」とか表示されるのですが、このゲームは「ダメージを食らった」とか「おもいっきりダメージを食らった」等、定性的な表現しかされません。一応体力ゲージが減るので、あと大体何回攻撃を喰らえば戦闘不能になるかは大体把握できるのですが、あくまで大体なので、戦闘に緊張感が出ません

必殺技1回に使う妖力が多すぎる

ゲームシステムのところで説明しましたが、各妖怪には必殺技があり、それらは妖力を使うことで発動できます。ただ、妖力が少ないのか、必殺技1回に使う妖力が大きすぎるのか、すぐにゲージが空っぽになります。そのため、妖力を使い果たした後は、ひたすら通常攻撃を連打する、ただの連打ゲーになります。最終的には、ただの連打作業ゲーになるため、凄く残念な気持ちになりました。

その他

「かっぱ」がえらく強い

途中で仲間になる「かっぱ」がとてつもなく強いです。かっぱが仲間になると、鬼太郎の出番はほぼ無くなり、全て彼だけでなぎ払うことができます。やっぱりこのゲーム、バランスがおかしくないかな^^;

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

☆☆☆☆☆ (オススメできません)

どうもシナリオが薄っぺらくて感情移入できず、さらにゲームのバランスも結構おかしいため、あまり楽しめませんでした。また、ドラえもんカートのように本物のクソゲーにもなりきれてもいないため、あまり心にも残らず、一番タチの悪いゲームとなったかもしれません。中途半端になるぐらいなら、とてつもないクソゲー、バカゲーになったほうがマシなのですが。ひとまず、私としてはオススメできません。BANDAIさんにしては、珍しいなぁ。

最後に

ちょっと久しぶりにゲームで時間を無駄にしてしまったような気が^^;

*1:後の章から前の章で訪れたフィールドに戻ることはできます