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番外編:ゲームボーイカセットのボタン電池交換

こんにちは。最終皇帝です。
皆さんは小さい頃に遊んだゲームカセットが押入れの中に眠っていたりしますか。私はかなり大量にあります。というよりも今も暇なときはそれで遊んでいます。ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイなどのカセットは、購入してから20年ぐらい経過しているものが多く、内蔵ボタン電池の寿命を過ぎているものがほとんどだと思います。というわけで今回は、ゲームボーイカセット内蔵のボタン電池の交換方法をレクチャーしていきます。なお、ここに記載する方法は「やっつけ」なやり方ですので、貴重な品をお持ちの方は、半田ごてなどを利用する方法をオススメします
※ 電池交換の途中でカセットが破損してしまっても、保証はいたしかねますので、ご了承くださいませ。そういった事態が起きないよう慎重に作業しましょう。

 用意するもの

工具

下記のいずれかが必要です。正規の方法は案1ですが、工具自体が高価ですので、代替案として案2を用意しています。ちなみに私は少し前まで、案2でやっていました。

  1. DTC-20ドライバー
  2. ダイソー等の100円均一で売っている、先細のペンチ + 紙ヤスリ

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DTC-20ドライバ

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100円均一のラジオペンチ

カッター

ボタン電池を外すときに利用します。小型で持ちやすいやつをオススメします。

電池

交換用のボタン電池が必要になります。なお、ゲームボーイの場合、カセットが透明になっていないため、裏ぶたを開けてみないと電池の種類が分かりません。そのため、電池は裏ふたを開けて確認してから買いに行くことをオススメします。なお、カセットによって異なりますが、ほぼ「CR1616」もしくは「CR2025」という電池が利用されているようです。いずれの電池もダイソー等の100円均一で売っています。
電池の種類の確認方法は、下の交換作業の工程で説明します。

その他

  • 絶縁テープ
    ⇒100円均一で売っているようなものでOK

前準備(案2で実施する場合)

DTC-20ドライバーが無い場合は、ネジを力ずくで回すためのペンチを作ります。
※ この方法はネジ山がガレる可能性がありますので、予算に余裕のある方はDTC-20ドライバーの購入を推奨します。

ペンチの先っぽを紙ヤスリで削る

このペンチは結構安物なので、普通の紙ヤスリを使えば、すぐに削ることが出来ます。大体、下図の形ぐらいになるまでヤスります。

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ヤスった後のラジオペンチの先っぽ

交換作業

ゲームボーイの裏ぶたを開ける

DTC-20もしくは、上記のラジオペンチを利用して、ゲームボーイ裏側のふたを開けます。

 

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ネジをはずして裏ぶたを開ける

開けると下図のような感じになっています。

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裏ぶたを外すと

電池の種類の確認

ボタン電池の種類を確認します。下図の黄色枠の辺りを見てみてください。このカセットは「CR1616」でした。お手元に無ければ、買いに行きましょう。

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ボタン電池の種類が書いてある場所

ボタン電池に固定されている端子を外す

カッターを使って、端子を外します。ハンダ付けされているため、少々力が要ります。端子の根元が折れないように気を付けてください。なお、ボタン電池の裏側もハンダで固定されているため、2箇所外す必要があります。怖い方は、「ハンダごて」を使って外しましょう(当ブログでは、あくまでハンダごてを使わず力づくで頑張ります)。
なお、初心者の方は外す前に必ず、電池の裏表(プラスマイナス)を覚えておいてください。後で裏表が逆で付けなおすハメになります。

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カッターで端子を外す

電池を交換する

新しい電池を2つの端子に挟み込んで、あとは絶縁テープでクルクル巻けば完了です。
(すいません、写真を取り忘れたため、下図のカセットと上図のカセットは別物になっています。やることは同じですが。)

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絶縁テープで固定

セーブが出来るか確認

ゲームを起動して、セーブをしてみてください。カセットを一度外し、再度挿して起動した後、セーブデータのロードができれば作業は完了です。お疲れ様でした。

最後に

昔よく遊んだゲームでまた遊べるようになったら、嬉しいですよね。「ダメ元でもやってみよう」という方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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