こんにちは。最終皇帝です。
唐突ですが、世の中のゲームには、ジャンルの他に下記3つの「ゲー」が存在します。
- 良ゲー:心に残り、多くの人に愛されるゲーム。
- クソゲー:プレイヤーのストレスをあおり、後世、心の底に居座り続けるゲーム。話のネタとしては良ゲーを圧倒するほど盛り上がる。
- 忘却ゲー:存在自体を忘れられるゲーム。
私も大人になり最近分かってきましたが、数多くのクソゲーを遊んでおいて良かったです。「忘年会の席」、「クタクタに疲れ、友人と共にスーパー銭湯に行ったとき」、「元気の無い同僚を励ますとき」、クソゲーを罵倒することで日頃のストレスを発散することができ、とんでもない連帯感が生み出されます。いつか役に立つときがきっと来ます。
今回紹介するゲーム
というわけで、今回はゲームボーイの「クイックス」をご紹介します。
とりあえず電源を入れると、けたたましい電子音系雑音と、なんとも言えない音楽がお出迎えしてくれます。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
[2018/02/19 追記]
バーチャルコンソールで発売されていたとの情報を頂きました。間違った情報を書いてしまって申し訳ないです。
パッケージを見たときは、昔ファミコンで発売されたB-ウイングみたいなシューティングゲームかなと思いましたが、実際はいかに。ドキドキ。
価格
近所のBOOK OFFにて108円で売っていました。 安い割にはあまり見かけません。
あらすじ
あらすじなんてものは無いようです。
ゲームシステムなど
一言で言うなら、お邪魔虫に当たらないように、陣地を奪い取る(囲う)ゲームです。波に当たらないようにしながら、特定の割合以上の陣地を囲えばクリアとなります。
陣地の囲い方
陣地を囲う際、
- Bボタンを押して陣地を描く低速モード
- Aボタンを押して陣地を描く高速モード
があり、低速モードで描くと高得点、高速モードで描くと低得点となります。
(低速だと波が襲ってくるリスクがあるため、得点が高くなるということです。)
まぁ得点が高くても、オンラインの得点ランキングがあるわけではないので、さびしいんですが。下の図でいうと、オレンジ色になっているところが高速モードで囲った場所、オレンジと黒のメッシュになっている箇所が低速モードで囲った場所です。
お邪魔虫
陣地を描いている最中に、2種類のお邪魔虫が出てきます。1つは画面上を動き回る線群で、これが例の「雑音を発する波」です。コイツは陣地が描かれていない場所(白地の場所)を縦横無尽に動き回ります。
2つ目は、こちらが描いた陣地に沿って迫ってくる粒です。コイツらはプレイヤーの陣地を描くカーソルに迫ってきて、陣地を囲っている最中に当たると、ゲームオーバーとなります。
プレイ時間
1時間プレイして、一旦止めました。いつかやります。たぶん。きっと。
良い点・楽しい点
残念ながら、ものすごく単調なゲームで、あまり楽しめませんでした。
悪い点・残念な点
正直、全体的に面白くなかったです。108円なので、ハズレても痛手ではないのですが。ちなみに大きめの音でイヤホンを付けて遊ぶと、耳が結構痛くなります^^;
音量にお気をつけください。
個人的な評価
全面クリアしていないこと、ストーリーは無いことを踏まえ、現時点では「ボリューム」、「ストーリー性」を0にしています。
オススメ度
☆☆☆☆☆ (オススメしません)
展開にひねりが無く、頭を使うようなゲームでもないため、私には性に会いませんでした。 「クソゲー = 大体盛り上がる」ことが多いですが、このゲームはおそらく盛り上がらないでしょうね。つまり、「忘却ゲー」ということです。辛口ですかね?
最後に
108円のゲームは良ゲー、クソゲー、忘却ゲーの3種類が程よく混在していますね。大体3:4:3ぐらいの比率でしょうか。