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【SS】バーチャコップ ~廃れ行く古き良き時代のガンシューティング~

こんにちは。最終皇帝です。
昔からゲームというと、椅子にドカッと座って、画面を見続けるものがほとんどでしたが、その中に異彩を放つゲームがありました。今回は、その中の1つを紹介したいと思います^^

今回紹介するゲーム

さて、今回は「バーチャコップ」です。セガサターンのゲームは、当ブログでは初めての紹介になります。「セ~ガ~」というCMが懐かしい^^

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バーチャコップ ©SEGA 1994, 1995

価格

HARD OFFにて、324円で購入しました。

あらすじ

2人の警官が、暗躍する武器密造組織の調査・壊滅に乗り出す物語です。

ゲームシステムなど

操作方法

バーチャガン

このゲームは通常、『バーチャガン』というガンコントローラーを使用して、プレイします^^

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バーチャガン

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プレイ時のイメージ
通常のコントローラ

バーチャガンが無くても、ゲーム自体を遊ぶことは可能です。コントローラ操作の場合、画面上にカーソルが表示されるので、十字キーを使って移動し、敵の胴体にカーソルを合わせ、射撃します。

ステージ数

ステージは3つ用意されており、それぞれ難易度が異なります。

ステージ名称 詳細
BEGINNER 湾岸エリアでの戦闘となります。
大量のコンテナや、倉庫の中での戦闘となるため、敵が隠れ易くなっていますが、
難易度はそこまで高くはありません。
MEDIUM 工事現場での戦闘となります。
BEGINNERステージよりも、画面移動が多くなり、ターゲットが狙いづらく
なっています。また、工事現場車両の運転席を遠くから狙うような、
命中精度を求められる箇所もあり、難易度が上がっています。
EXPERT

敵本拠地での戦闘となります。
他のステージよりも、移動しているときを射撃する箇所が多く、
照準を合わせるのに、苦労します。また一度に出てくる敵の数も多いです。

銃の種類

を倒したり、障害物を破壊したりすると、武器を落とす(隠れている)ことがあり、拾うことができます。通常の武器を除くと、全部で5種類ほどあります。

なお、下記の5種類の武器いずれかを所持している状態で、敵からのダメージを受けると、通常武器装備に戻ります。『オートマチック』と『ショットガン』が使い易いです。

武器名称 詳細
ショットガン

散弾銃。弾がはじけるため、ショットの範囲が広くなり、敵に当て易くなります。
充填可能弾数は6です。リロードすれば、弾の補充ができます。

マグナム 貫通銃(?)。弾の貫通性が高く、障害物等を貫きます。
充填可能弾数は6です。リロードすれば、弾の補充ができます。
オートマチック 通常の銃の装填数が15になったような武器です。
どの辺りがオートマチックなのかちょっと分からない武器です。
リロードすれば、弾の補充ができます。
ライフル 一回の射撃で、3発の弾が発射されます。弾が24発しかなく、補充ができません。
(世間一般のライフルって、3連射できるような武器なんでしたっけ?
 私には、狙撃銃のイメージしか無いもので。)
マシンガン ボタンを押し続ける(トリガーを引き続ける)ことで、連射できます。
弾が30発しかなく、補充ができません。

ブラウン管テレビが必要

バーチャガンは、ブラウン管テレビ用に作られたコントローラであり、現在主流の液晶ディスプレイ等では、使用することができません。つまり、このゲームを本気で楽しむためには、ブラウン管テレビを買うしかないようです。

ちなみに、液晶テレビに向けて、バーチャガンのトリガーを引くと、ひたすらリロードされるだけで、敵を撃つことはできません。

プレイ時間

大体40分ぐらいあれば、エンドロールを見ることができます。

通常のコントローラで遊ぶ場合は、オプションメニューで『ライフ』と『クレジット』を9(MAX)にしておきましょう。MAXにしておかないと、クレジットを使いきってしまい、ゲームオーバーになる可能性が高いです^^;

良い点・楽しい点

爽快

このゲームは、この一言に尽きるかもしれません。
弾を放つときの銃声、敵に当たったときの「ぐわああぁぁー!」という叫び声、敵の吹っ飛び方など、イライラが溜まっている時にプレイすると、それなりの爽快感を味わうことができます。

また、ザコ敵に対しては、地味に『オーバーキル』の要素もあるようで、一発当たった後、短い間隔でさらに追撃すると、身体をうねったり、さらに吹っ飛んだりします^^

オンラインのFPSとかではないので、相手を不快にさせることもありません。バンバンオーバーキルして、ストレスを解消しましょう(笑)。

悪い点・残念な点

通常コントローラで遊ぶと、難易度が相当高くなる

通常のコントローラでプレイする場合、画面上に表示されているカーソル移動が遅く、画面のズームや、視点移動に追い付くのが難しいです。

例えば、画面左端にカーソルがある状態で、主人公が右を向き、そのタイミングで敵が出てきた場合、右端にカーソルを移動する間に、敵の攻撃を受けてしまいます。

その他

確か・・・

バーチャガンでプレイする場合、「弾のリロードはテレビ画面の外に向けて射撃する」のが通常の方法です。しかしその方法だと、一瞬スキ・ブレができるため、「銃口を手で一瞬覆い隠し、射撃する」ことで、素早くリロードをしていた時期があったような。。。

個人的な評価

バーチャガンが使えれば、「いつか再プレイするか」の項目は5になるのですが。。。さすがにブラウン管テレビを買うのはなぁ。。。

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評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

古き良き時代のガンシューティングです。複雑なゲームシステムに翻弄されること無く、手に持ったガンコンで目の前の敵を撃ちまくるという、単純明快かつ、爽快なゲームです。プレイヤーの銃操作の良し悪しがそのまま、プレイの結果に直結するところは、ガンシューティングの良いところですね。

ただ、バーチャガン自体を全く見かけなくなった点と、ブラウン管テレビが無いと、バーチャガンを使えない点があり、プレイするには敷居が高いです。

運よく、ブラウン管テレビが手元にある方で、お近くの中古ショップにバーチャガンが安く売っているという、運の良い方には、オススメしたいです。
(そんな偶然はなかなか無いですかね^^;)

最後に

どうやら、プレイステーション3用の『ガンコン3』は液晶テレビでも使えるようですね。タイムクライシスやりたいなぁ。。。