こんにちは。最終皇帝です。
とうとう年末ですね。今年は厄年でもないのに、日常生活で色々と嫌なことがありました。できれば来年は平穏な一年を迎えたいところです。もうこの際、贅沢なことは言いません。
「宝くじ当たれ」
さてさて、私の周りは嬉しいことに、ゲーム・アニメ好きが多いため、「ドラクエの呪文を1つ覚えられるとしたら何を覚えるか?」とか、「ドラえもんの秘密道具を1つもらえるとしたらどれをもらう?」とかいう話題がたまに出てきます。私の場合は、ドラクエの呪文ならば「レムオル」、ドラえもんの秘密道具なら「取り寄せバッグ」と答えます。何に利用するかについてはコメントを控えさせていただきます(笑)。
今回紹介するゲーム
さて、今回紹介するのは「ドラえもん 対決ひみつ道具!!」です。ドラえもん系統のゲームは先日の「ドラえもんカート」以来ですが、あのときのダメージが大きすぎて、『ドラえもん恐怖症』に陥っています。
価格
何の因果か、ドラえもんカートと同じくこちらも500円でした。少々いやな予感がします。レトロゲームショップで有名なお店で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようですね。
あらすじ
ある日、ドラえもんとのび太がタイムマシンのコンピュータを使っていると、ポンコツなのか煙が噴き出し、ドラえもんたちはその煙に吸い込まれました。気がつくと、ミチビキエンゼルが仁王立ちしており(起きたときにやつが目の前にいたらマジで怖い)、話を聴くと、煙に吸い込まれたときにポケットのひみつどうぐが散らばってしまったそうな。何故かポケットに残ったのは、チャンピオングローブだけ。「私もいますが」とミチビキエンゼル。というわけで、ドラえもんは散らばったガラクタ、もとい、ひみつどうぐと、共に消えた友人4人を探しに行くのでした。
ゲームシステムなど
縦横スクロール・強制縦スクロール・強制横スクロールのシューティング・アクションゲームです。ステージによって、上記の3つのいずれかでゲームが始まります。ツインビーやパロディウスのように、スクロールする途中に秘密道具や1UPアイテムなどが配置されており、それらをゲットしながら、敵を倒し、全ての秘密道具、のび太を初めとする4人組を救出します。
プレイ時間
大体3~4時間ぐらいでクリアできると思います。
良い点・楽しい点
縦・横スクロールを1つのゲームで楽しめる
このゲームでは、自分が次にプレイするステージをフィールド上で選択することができます。ただ、その先に待ち受けているのが、縦スクロールなのか横スクロールなのかは入ってみないと分かりません。入ったときにどちらのモードになっているか、ちょっとワクワクします。
(私は縦スクロールが少々苦手なため、大抵横であるように願っています)
とにかくBGMが良い
どの曲をとってみても、良曲ばかりです。ドラえもんの主題化をベースにしたもの、仲間を探しにさまよう雰囲気を表したもの、明らかにスターウォーズと思わせる宇宙のものなど、素晴らしいものばかりです。3,4チャネルの音源でこのクオリティは凄いとしか言いようがありません^^;
悪い点・残念な点
ボタン配置
マリオなどのスクロールゲームに慣れていると、ボタン配置が気になるところです。このゲームはショットがAボタン、ジャンプがBボタンとなるため、違和感があります。最初慣れないと、ジャンプ中のショットが凄く難しく感じます。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ボタン配置に難があるものの、シューティングゲームとしての出来は良いと思います。スクロールが縦もしくは横だけのゲームではないため、プレイ中の飽きが他のゲームに比べて少ないです。ドラえもん好きで、シューティングゲームが好きな方にはオススメです。
小ネタ
ゲーム内で自社製品の宣伝をしてくる
ドラえもんとしずかちゃんの会話で急にGB版○○戦士ウォーリアというゲームの話題や、ファミコン版のギガゾンビの逆襲などが出てきます。エポック社さんも結構ちゃっかりしています。
子供向けのゲームにしては、若干怖い
上の方で書きましたが、BGMはすごく良いのですが、何か不安をあおるような音楽もあり、また、フィールド上に口をパカパカ開けるガイコツヘッドが出てきたり、ドラえもんにしては、子供向けっぽくない感じが否めないです。なお、「しょうじきたろう」の顔面が不気味です。
ディレクターの名前
エンディングを見てる際に「ディレクター: ほりえもん まさゆき」という名前が出ていて、どなたか存じませんが、突っ込みを入れたくなりました。
プレイのコツ
このゲームはできるだけ最初からぶっ通し(パスワードコンティニューをしない)でやった方が楽にクリアできます。理由としては、「フィールドに落ちているドラ焼き*1が序盤から結構拾えること」、「途中からパスワードでスタートすると、残機数が2から始まる」ことが挙げられます。終盤のステージは難易度が上がってくるため、残機が0になるたびに、コンティニューするのは、結構効率が悪いです。
最後に
前回の「ドラえもんカートショック」からだいぶ月日が経ちましたが、今回のゲームで少し傷が癒えました。なるべくならクソゲーに巡り合いたくないところです^^;
*1:残機が1UPします。