こんにちは。最終皇帝です。
みなさんは最近カップ麺を食べていますか?
私はつい先日、1年ぶりに大きなカップのちゃんぽん(名前忘れた)を食べました。たまに食べるとやっぱり旨いですねぇ。添加物だの何だのは抜きにして、味だけで考えれば、生半可なラーメンよりよほど旨い。
企業努力ってのは凄いもんです。あれを90円で食べられるんですから。
さて、今回はそんなカップ麺を題材にしたゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『UFO仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』です。昔よくCMでやっていましたね。演じている俳優が『マイケル富岡』さんだったということを最近知りました。
今考えると、割と落ち着いた雰囲気のマイケルさんと、キャラクターのギャップがヤバイですね。
一時期、UFOは私の朝飯代わりになっていたもので、その節はお世話になりました。
価格
近くのリサイクルショップにて、1,598円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
太陽系のかなたの星、メン惑星『ヤキソバーン』のお話。
日本中のヤカン・UFO(ヤキソバ)を独占するという、アメリカ帰りのケトラーの恐ろしい野望を打ち砕いたヤキソバンは、マユミ姫との結婚式を控えていた。
しかしそんな最中、またケトラーが現れ、マユミ姫をさらってしまった。
マユミ姫を救い出すため、ヤキソバンはUFOヤキソバ型のUFO(ん?)に搭乗し、ケトラーの待つ地球へと旅立つのであった。
ゲームシステムなど
まさかのベルトスクロールアクションゲームです。
ステージ構成
章立てのストーリーとなっており、各ステージでザコ敵を倒した後にボスが待ち受けています。
ちなみに、ステージ中の特定ポイントまでの制限時間が『3分』となっており、焼きそばのできあがり時間を忠実に再現している(っぽい)。
操作方法
操作 | 詳細 |
---|---|
X or A | 通常攻撃。連打するとラッシュになります。 |
X or A長押し後離す | ソースビームを発射します。 |
X or A+R | 揚げ玉ボンバーを放ちます。 回数制限あり。 画面上の敵を一斉に攻撃します。 |
X or A+L | 青のりフラッシュを放ちます。 回数制限あり。 画面上の敵の動きを一時的に止める。 |
Y or B | ジャンプします。 |
ジャンプ中にX or A | ジャンプ蹴りします。 |
→→ | ローリングしながら、素早く移動します。 |
ローリング中にX | 横っとびしながらキックします。 |
プレイ時間
大体4,5時間ぐらいでエンディングを見ることができました。コンティニュー無しでいければ、大体1時間前後でクリアできると思います。
良い点・楽しい点
とてつもなくゆるい
もう見た通りですが、ストーリーに真面目さを感じず、焼きそばの麺で敵を拘束したり、敵のお湯でパワーアップしたり、良い意味でダラけまくってます。
お堅いゲームに飽きてしまった人には、息抜きとして結構良いかもしれません。
割と真面目な作り
ゲーム内容はふざけまくってますが、ベルトスクロールアクションとしての作りは良く、攻撃の種類が豊富で悪くありません。
(まぁ基本は殴りまくるだけですが。)
操作に慣れてくると割と面白い
プレイしていると、だんだん敵の攻撃してくる間合いや、回避するタイミングが分かってきて、駆け引きが面白くなってきます。
それと同時に、ソースビームが全く要らないことも分かってきます。
悪い点・残念な点
ややもっさりした動き
敵を攻撃する際、ややキーレスポンスが悪いのか、動きがもっさりします。
動きが初代『ファイナルファイト』くらい軽快だったら、普通に結構良いゲームだったかもしれません。惜しい!
ゲームバランス
操作に慣れてきたのか、後で出てくるヤキソバングレートの操作性が良いのか、後半ステージ(特にボス)の難易度があまり高くないように感じます。
個人的には、ゲームバランスがちょっと微妙でした。
その他
ザコ敵の攻撃がぬるい
途中に出てくるザコ敵がなかなか攻撃してきません。
原作を知らないとしんどい
ヤキソバンが流行っていた(?)当時を知らない方がプレイすると、意味不明過ぎて、開いた口が塞がらなくなりそうです。
コツ
基本的には、敵の遠距離攻撃を避けながら、ぶん殴り続ければ問題ないです。
敵が密集してきて左右に挟まれたら、横っとびのキックで緊急回避すると、ダメージを受けずに済みます。
揚げ玉ボンバーと青のりフラッシュは、ボス戦まで温存しておき、一気に使うと良いです。
ソースビームは全く使わなくて大丈夫です。
なお、個人的に山場は2面のボスだと思っています。その後は惰性でなんとかなります。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
カップメンの販促が目的のゲームソフトにしては、やたらと作りが細かく、そこらの微妙なゲームよりは楽しく遊ぶことができます。
冗談の通じる方であれば、一度遊んでみてもよいかもしれません。
価格面に関しては少々お高いですが、内容は案外まともだったため、個人的には納得しています。
最後に
きっとこの頃の日清は、UFOの売り上げでウハウハだったのでしょうね。個人的には、ペヤングよりもUFOの方が好きです。
そういえば、ヤキソバンは敵のお湯を吸うと、ヤキソバングレートになるらしいです。
なんじゃそりゃ。