こんにちは。最終皇帝です。
当ブログの主題と全く関係ないですが、この前ガン検診のために胃カメラを飲んできました。アレ、とんでもないですね。凄まじい吐き気で悶絶嗚咽でした。看護師さんが背中をさすってくれなかったら、途中でドクターストップがかかるんじゃないかっていうぐらい「オエオエ」言ってました。涙ボロボロ流すし、33歳のオッサンにはもう少し優しくして頂けないでしょうか(笑)。まぁ病気になってゲームできなくなっても困るので、しょうがないですが。
今回紹介するゲーム
さて、今回紹介するゲームはゲームボーイの「SDガンダム SD戦国伝2 天下統一編」です。1989年に発売された「SDガンダム SD戦国伝 国盗り物語」の続編みたいなゲームです。本作はステージごとにほんのりストーリー性があり、漫画版のSD戦国伝の内容を踏襲したものと思われます。
価格
すいません。中学生の頃に買ったゲームでして、いくらだったか完全に忘れました。Amazonさんの中古品では120円ぐらいで売っているようです。このゲームは近所のHARDOFFやBOOKOFFでは見たことがありません。もしかして割りとレアかな？
あらすじ
全然知らなかったですが、Wikipediaを見ると、結構しっかりストーリーが作りこまれているんですね。興味のある方はリンク先をごらん下さい。
ゲームシステムなど
ウォーシミュレーションと簡単な戦闘アクションが合わさったようなゲームです。「国盗り物語」のときと同様、1つの文章で説明するのが難しいため、機能別に説明しますね。マップ上の操作や戦闘アクションは国盗り物語がベースになっているので、前作と本作で異なるところを説明したいと思います。
各ステージごとにストーリーっぽさがある
本作は国盗り物語の時とは異なり、時系列のストーリーがあり、1話ずつ物語を進めて行くことになります。なお、遊びたいステージを自由に選択することができません。
ハプニングイベント
国盗り物語のときにはなかったハプニングイベントが存在します。例えば、いきなり村人の一揆が始まり、軍の半数が壊滅したり、敵軍の増援が来たりするため、うかうかしていると主力の味方兵が襲撃・撃破されることもあります。逆に神の恵みで軍全体のHPが回復したり、歩きにくい水辺に橋がかかったり、何が起こるかわかりません。
ターンモードのみ
国盗り物語では、「ターンモード」と「リアルタイムモード」が選択できましたが、本作では「ターンモード」のみとなりました。
操作できるのはガンダム軍のみ
国盗り物語では、ガンダム軍とザクト軍のどちらを操作するか選択できましたが、本作ではガンダム軍のみとなります(もしかしたら、2Pプレイの場合は、ザクト軍も触れるのかな？)。下図の緑地にダイヤのマークが入っている旗がガンダム軍、黒地の旗がザクト軍になります。
中立軍要素は無し
国盗り物語にあった、マップ上の中立軍を「ひきぬく・たたかう」仕様は本作では無くなりました。
そられい登場
多くは語りませんが、敵を一撃で倒すことが出来る兵器「そられい」をMAP上に配置することができるようになりました。
良い点・楽しい点
正直なところ、国盗り物語から仕様が劣化した部分が多いですが、「そられい」の登場やマップ上でのハプニングイベントなど、戦略シミュレーションとして面白くなった部分も多いです。国盗り物語を楽しんでいた方であれば、本作も結構楽しめると思います(私はその一人)。
悪い点・残念な点
リアルタイムモードが無くなった
個人的にはリアルタイムモードが無くなったのは残念です。ゲームシステムのところでは触れていませんが、「戦艦からの補給」や「そられい」の仕様が増えたため、おそらくリアルタイムモードでの開発が難しかったのかなと思います(導入すると、ものすごい忙しいゲームになったかもしれません)。
ステージ選択
本作では、遊びたいステージを自由に選択することができません。私的にはちょっと残念な仕様です。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
良いところ、残念なところが交錯していますが、ベースのシステムは単純で分かりやすく、初めて遊ぶ人もすぐに楽しめると思います。
最後に
良い点には載せませんでしたが、個人的にほぼ全て良曲です。GB音源好きにはたまりません。是非イヤホンで聴いてみてください。4和音ぐらいしか出せなかったこの時代は、重厚感や情景に合わせた音楽を作るのがとても難しかったと思います。全く音楽にかかわっていない私でも、ホントに尊敬します。
