あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GB】SDガンダム SD戦国伝 国盗り物語 ~連打の速さが勝敗を分ける~

こんにちは。最終皇帝です。
みなさんはお友達にゲームを貸したことがありますか?私が小・中学生の頃はゲームの価格が高く、1本1万円ぐらいするものがザラにありました。そのため、親しい友人とゲームの貸し借りをよくやったものです。しかし、たまに「誰に貸したか忘れた」、「なかなか返してくれない」などの事象が起こり、最終的に手元に戻ってこない(通称:借りパク)ことがたまに起こりました。小さい頃は借りパクされると、気づいたときに計り知れない怒りが湧いてきたものですが、オッサンになった今では、「ま、面倒くせぇからいいや」という感じで許容してしまっています。あのときの怒りと情熱はどこに行ってしまったんでしょうか。

今回紹介するゲーム

今回は「SDガンダム SD戦国伝 国盗り物語」です。
発売日は1989年とのことで、私がまだ幼稚園児か小学生あたりの頃のゲームです。このゲーム自体を購入したのは、中学生あたりだった覚えがあります。そのときは両親とたまたま一緒に出かけていたのですが、このゲームの値段が1000円ということを聞いて驚いていたのをよく覚えています。
(あの頃は、中古のゲームといえど、1000円以下のものは少なく、うちの親が驚いていたのを覚えています) 

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SDガンダム SD戦国伝 国盗り物語 ©創通エージェンシー・サンライズ、©BANDAI 1989

価格

上でも少々触れていますが、私の記憶が確かならば、1000円ぐらいで購入しました。
(なんかこの言い回し、「料理の鉄人」みたいやな。)
ちなみに、バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

SD戦国時代における物語。頑駄無(がんだむ)軍と殺駆頭(ざくと)軍が領土を我が物にするため、それぞれ進軍するのだが、途中にいる中立軍が「仲間になれと強要されたり」、「急に攻撃されたり」、彼らの隣国であったことを恨みたくなるしょんぼり時代劇。(相当適当。本編の漫画版?は呼んだことが無いです。)

ゲームシステムなど

ウォーシミュレーションと簡単な戦闘アクションが合わさったようなゲームです。1つの文章で説明するのが難しいため、機能別に説明しますね。

シナリオ

10個のマップが用意されており、マップによって広かったり、配置されている中立軍(後述)が多かったりと調整されています。

陣営選択

ゲーム開始前に頑駄無軍と殺駆頭軍のどちらの陣営で始めるかを選択します。戦闘が始まると、マップ上に味方陣地と敵陣地に1つ城が用意され、その城を起点に、味方のキャラクターを出陣(移動)させることが出来ます。

戦闘

味方のキャラクターをマップ上で移動させた際に、敵方の兵と重なると一騎打ちの戦闘が始まります。各キャラクターによって、剣や槍のような近接武器を持っていたり、大砲のような長距離武器を持っていたりで、戦闘の方法が若干変わります。イメージとしては、ストリートファイター2のような2D画面上で、チャンバラをするような感じです。

中立軍

マップ上には敵・味方以外に中立軍というものが配置されています。操作している軍のキャラクターを中立軍の位置に移動させると、その中立軍との対話が始まります。対話の際、自軍に誘う「ひきぬく」や、戦いを挑む「たたかい」などのコマンドが用意されており、その中立への対応*1を決めることが出来ます。ただし、「ひきぬく」場合、各中立軍によって、仲間になってくれる確率が異なり、何度も「ひきぬく」コマンドを実施する必要が出てくることもあります*2

プレイ時間

1マップにつき、15~30分程度かかります。

良い点・楽しい点

リアルタイムモード

このゲームは、マップ移動する際の設定として、スパロボなどのような「ターンモード*3」と「リアルタイムモード*4」が存在します。「リアルタイムモード」にすると、自軍の操作を全くしていなくても、相手がお構いなしに進軍してくるため、中立軍がどんどん敵軍に引き入れられてしまいます。故に、自軍はそれを阻止するために、素早いボタン操作が必要となります。ターン制では味わえない、リアルタイムな駆け引きがこのゲームの醍醐味かと思います。ちなみにゲーム難易度を3(一番上)にすると、相手の動きが早すぎて笑えます。人間の指ではあのスピードは絶対出せない(笑)。

悪い点・残念な点

強いて言うなら、マップ選択です。
タイトル画面で「1人しょうぶ(1P対戦のこと)」を選択した後、シナリオの選択画面が出てきますが、一見、5つのシナリオしかないように見えます。しかし、このタイミングでカーソルの右(もしくは左)を押すと、「ばんがいしなりお」というものが5つ出てきます。特に右を押せといった案内が無いため、最悪の場合、ばんがいしなりおの5シナリオを一生やらずに終わる可能性もあります。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

G-Generationとかスパロボなど戦争系のゲームは昔からちょくちょくプレイしていますが、リアルタイムモードのウォーシミュレーションは見たことがありません(意外とあるんですかね?)。HARDOFFやBOOKOFFで売っているのを結構みかけますので、予算の許す方は、一度遊んでみてはいかがでしょうか。

最後に

スパロボやらG-Generationあたりでリアルタイムモードを採用したら絶対カオスになる気がするけど、一度作ってみてくれないかなぁ。

*1:相手軍に入れるぐらいなら「たたかい」、自軍に招き入れたい場合は「ひきぬく」など

*2:「ひきぬく」コマンドは1回しか使えないわけではない

*3:自軍、敵軍フェーズのように攻撃する側が切り替わる

*4:常に自軍も敵軍も攻撃できる