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【GB】Sa・Ga3(サガ3) 時空の覇者 完結編 ~超鉄板の名作~

こんにちは。最終皇帝です。
良ゲーというものは、いつかまたやりたくなる時が来ますね。ドラクエとかロマサガ、天外魔境等はこの33年間で何度やったか数え切れません。ゲーム会社もリメイクとか、リマスターとか、良いタイミングで発売してくるのが憎い^^ さて、今回はそんなリメイク作品に触れていきたいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は超ロングセラーSa・Gaの第三部作「Sa・Ga3 時空の覇者 完結編(以降、SaGa3と呼びます)」です。初代のSaGaは1989年、最近ではサガスカーレットグレイスが2016年に発売されたので、現在約30年のロングセラーとなっているわけです。私の年齢と大差ありません(ちとサバ読みすぎか)。ちなみに私がSaGa3を購入したのは、中学1年生のときです。不朽の名作「ロマンシングサガ3」をクリアした後に始めました。

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Sa・Ga3 時空の覇者 完結編 ©1991 スクウェア および、サガ3 時空の覇者 Shadow or Light ©1991,2011 SQUARE ENIX CO.,LTD.

価格

確か近所の中古ゲームショップで1000円ぐらいで買ったと思います。ソフトの販売本数が多かったはずですので、HARDOFFやBOOKOFFに行けば買うことが出来ると思います。最近のサガシリーズしかプレイしていない方は是非是非プレイしてほしい一品です

あらすじ

突如として、大量の水と魔物を流す異次元の水がめが、このサガ世界のすべての時代に現れた。多くの町は増え続ける水により、海の藻屑と消えていき、やがて、全ての町が海に沈もうとしている。

『閉ざされた滅びの町ダーム』。この町には、未来のサガ世界の戦士、ボラージュが連れてきた3人の子供(デューン、ポルナレフ、ミルフィー)がおり、ダームの長老は孫娘のシリューと共に、彼らをわが子のように育てていた。3人の子供達には大きな使命がある、それは、水がめによって失われつつある未来を、過去である現在において変えることであった。どうやったらそんなに物分りの良い子供が生まれるのかは分からないが、彼らは未来・現在・過去を救うため、ゲームボーイとしては相当長い冒険の旅に出るのであった。(割と適当)

ゲームシステムなど

フィールドを歩き回り、戦闘はコマンドバトルを採用している、昔ながらのロールプレイングゲームです。

戦闘システム

スクウェア製のゲームではあるものの、ファイナルファンタジー4以降のアクティブタイムバトルシステム*1は採用されていない、ターン制の戦闘システムです。

キャラクター

パーティは最大5名です。基本的には、「未来からきた3名」と「長老の娘」の4人パーティがベースになりますが、その時々のイベントで1名増員されることがあります。

セーブ

内蔵電池搭載で3つのデータをセーブ可能です。戦闘中以外なら大体のところでセーブできるのが、SaGaの良いところです。

プレイ時間

20~25時間ぐらいでクリア出来ます。ゲームボリュームはドラゴンクエスト2あたりが近いです。

良い点・楽しい点

プレイ中、行き先に迷わない

RPGによくある、「『~~をする必要がある』と助言は出すものの、どこへ行けばよいのか全く分からない」ということがほとんどなく、サクサク進められます(割と賛否があると思いますが)。そのため、次の目的地を探し続けるうちにかったるくてやめるという事態が起きにくいです。

魔法の効果がある程度分かる

RPGによくある話として、魔法の名前がカオス過ぎて、なんの効果があるかよく分からないことがありますが、その点、本作はスクウェア社製ですので、FFに近い、英語っぽい名称になっています(例: ファイア⇒炎の攻撃、ケアル⇒ケアする 等)。私、システムエンジニアやってますが、分かりやすいユーザインターフェースって大事だなって思いました。

ちなみに、魔法の種類は大別すると、「しろまほう」、「くろまほう」、「いにしえのまほう」の3つになります。

とにかくBGMが良い

「未来への旅立ち」や「異次元のテーマ」、「ステスロスのテーマ」は特に耳に残ります。スクウェアは素晴らしいサウンドクリエーターの方が多いですね。本作の笹井隆司さん、植松伸夫さん、もう最高です。

未来への旅立ち

未来への旅立ち

  • Ryuji Sasai
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
ステスロス

ステスロス

  • Ryuji Sasai
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
異次元のテーマ

異次元のテーマ

  • Ryuji Sasai
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

操作性

ボタンのレスポンスが非常に良く、全体的に動作が軽快です。RPGを遊ぶ上で重要な要素の一つですね。

悪い点・残念な点

種族変更

SaGa2も本作も同様ですが、戦闘後に肉を食べたり、パーツを付けることで、種族を変更することが出来ます。種族は全部で下記の6つです。

  • 人間
  • エスパー
  • 獣人
  • モンスター
  • サイボーグ
  • ロボット

種族を変更することで、特殊な技を利用可能になったり、状態耐性(弱くなる場合もある)が付いたりと色々とメリットがあるようです。また、各キャラクターのレベルがアップすることで、その種族のより強い獣人やモンスターになることが出来ます。
ただ、この種族変更のメリットがどうも分かりにくいところがあります(強化もしくは弱化しているのかがよく分からない)。私の場合、最終的によく分からなくなったため、全員人間とエスパー(デフォルトの状態)で突っ込みました(笑)。分からなくなった方は、とりあえず好きな種族にしておいて、レベルをしっかり上げておけば、大体OKです。

その他

SaGa2からの仕様変更

SaGa2の時は、装備した武器は使用回数の制限があり、その回数分利用すると、無くなってしまう仕様でしたが、SaGa3になり、その制限は撤廃されました*2。また、魔法に関しても回数制限がありましたが、本作からはMP制に変更されました。
(いつかSaGa2も紹介します^^)

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったRPGが好きな方にはかなりオススメします。

最後に

昔から少し思っていたんですが、採番が3のゲームって結構アタリが多くないですか。「ドラクエ3」、「ロマサガ3」、「聖剣伝説3」、「モンスターハンター3rd Portable」、「川のぬし釣り3(笑)」。私にとっては3は結構名作が多いです。気のせいでしょうか。
なお、本作はDSでリメイクされているので、ゲームボーイの無い方は、そちらで遊んでみてはいかがでしょうか。

*1:各キャラクター、敵の素早さがパラメータとして設けられ、ある一定時間が流れると、コマンドを実行できるシステム。簡単に言ってしまえば、リアルタイム制のバトルであり、自分が何もしないと、相手がドンドン行動してしまうシステムです。

*2:装備したら、いつまでも使用できる