あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GB】SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ ~決して道を外れてはならない~

こんにちは。最終皇帝です。
私が小学生の頃は「ゲームは1日1時間」なんて言われたことがありますが、そんなの守れたタメシがありません。なんなら1日5時間ぐらいは普通にやっており、日曜日なんて朝の5時ぐらいに起きてドラクエ4をやっていました。大人になった今では、休日になると1日10時間ぐらいモンハンをやっていることがあります。この年齢になってもまだ成長は止まっていないようですね。いつまで体がもつのやら。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ」です。
このゲームが発売されたのは1990年、私がまだおそらく小学校入りたてぐらいですね。実際に購入したのは中学生頃で、近所の中古ゲームショップで購入しました。一応ガンダム好きにはたまらない一品なのかもしれませんが、私はその頃一度もアニメで見たことがないため、ちょっと遊んだ後すぐ飽きてやめてしまいました。
というわけで今回、約20年ぶりぐらいに押入れから引っ張り出してプレイした感想を書いていきます。先に言っておきますが、かなりツッコミどころ満載の隠れた名作ゲームです。

SDガンダム外伝ラクロアンヒーローズ

SDガンダム外伝ラクロアンヒーローズ ©創通エージェンシー・サンライズ、©BANDAI 1990

価格

すいません。20年ぐらい前に購入したゲームのため、完全に忘れました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

人間とモビルスーツが共存する世界「スダ・ドアカワールド*1」では平和な時代が続いていた。ところが突然ジオンの魔王サタンガンダムが「人間なんてもういらんから追放してモビルスーツだけの世界を作ろっと」と言い始める。そのワガママに対して真っ向から立ち向かう一体のモビルスーツがいた。その名も勇者ナイトガンダム。 

ゲームシステムなど

ドラクエにインスパイアされたであろうRPGとなっています。フィールドを歩き回り、待ち構える困難を1つずつ解決し、魔王に近づいていく、まさに王道のRPGです。

魔法

魔法を使うことができます。1つ1つの魔法名が聞き慣れないため、最初苦労しますが^^;

武器・防具

登場キャラクター達は、武器・防具を装備し、攻撃力・防御力を高めることができます。防具は「鎧」、「盾」、「兜」の3種類です。

パーティー

パーティーはガンダムを入れて、4人となり、各人それぞれの役割があります。ちなみに仲間になる3人はガンダム好きにはお馴染みの彼らです。最後に仲間になる彼だけは他の3人とは種族が異なりますが、何故生身で戦えるのかちょっと疑問です。やはり主人公の特需(属性)が働いているのでしょう。 

ゲーム難易度

ゲームシステム自体はドラクエにかなり似ているため、特に問題はありませんが、序盤のゲームバランスの悪さにかなり手こずります。

まず、初期装備で最弱のゴブリン1体を退治するのに瀕死ギリギリまで追い込まれます。「強くなろう」と武器・防具屋に駆け込みますが、初期の所持金が少なすぎて、どれも買うことが出来ません。そのため、最終的には一度戦闘をしたら宿屋に駆け込むを繰り返すことになります。難易度というよりは根気の問題でしょうか。

なお、戦闘不能になると強制的にタイトルに戻るため、この時点でモチベがだだ下がりすることにも注意が必要です。

プレイ時間

30時間ぐらいかかりました。序盤ひたすらゲームオーバーさせられたのが、響きました(汗)。

良い点・楽しい点

全般

ゲーム開始序盤は敵の強さに苦しみますが、レベルが上がってくるとステータスが上がったり、呪文を覚えたりと、少しずつ楽しむことが出来ます。

ダッシュ

こちらはドラクエというよりFFですが、フィールド上の移動時にBボタンを押しっぱなしにすると、ダッシュすることができます。「なんだ普通だな」と思うかもしれませんが、このゲームは意外とフィールドが広いため、この仕様が無いと移動が辛いです。

なお、この機能は「ダッシュ」ではなく、「ケンタウロス走行」というらしいです。

会話が笑える

ゲームを進めている最中、盗賊の町に行くことがありますが、なぜかみんな関西弁でしゃべります。例えば、「おまえら、明日から採掘場で働いてもらうで、それまでここで大人しゅうしとるんや!」とか「ここが調理場や!サボったらあかんで!」など、開発者のユーモアがちりばめられています。なんなら、黒い三連星やランバラルも関西弁。なお、最大の見せ場として、捕らえれた仲間を救うために、僧侶役のガンタンクが放つ一言、「そうだ!この夕食に睡眠薬をいっぷくもってやるか!へっへっ」は、ガンダム業界に衝撃を与えたに違いありません。
他にもツッコミたいところはたくさんあるのですが、ここまでにしておきます。

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悪い点・残念な点

気が利かない

序盤はとにかく気が利きません。まず、最初のあらすじが流れきった後、何事も無かったかのように、町のど真ん中にポツンと一人にされ、ゲームが始まります。何をしていいのかよく分からないため、おもむろに上へ向かうと階段があり、入ってはみますが、どこの扉も入れません。軽く彷徨った挙句、町の上のほうにお城があって、まずはフラウ姫に話をかけるのが正解だったことを知ります。

トラップはこれから。なんとなく進めていくと、最弱の敵ゴブリンが現れる。

「こんなやつ、さっさと片付けちまおう」

とノリノリで戦ってみると、普通に返り討ちにあい、タイトルに戻ってしまいます。あらすじから見直してゴブリンと戦う前まで戻って色々確かめてみると、装備品はあるものの、装備自体がされていないことに気づきます。

少し道をそれるとすぐに八つ裂きにされる

冒険を開始して10分あたりでおそらく最初の町に行くのですが、レベル上げのために町の周辺を歩いていると、明らかにヤバイ敵が出てきます。とりあえず一撃で即死します。ナイトガンダムのHPが12ぐらいで、敵の攻撃一撃で50ぐらいダメージくらいます(笑)。原因を探ってみたところ、森の中に足を踏み入れたのが良くなかったらしいです。平原を歩くと最弱のゴブリンが現れますので、間違っても迷い込まないように。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

色々と急に理不尽な事象が起こりますが、そのあたりを呑み込めるのであれば、オススメできます。 

最後に

最終的にはMな人に向いているゲームだと思う。

*1:どう考えてもカードダスの反対だw